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  • 米空軍ジャズコンサート
  •  「今日はいよいよアメリカ空軍太平洋音楽隊のジャズコンサートの当日だった。お天気も曇ってはいたが雨は降らないで済みそうだし、8時には行きつけのヘヤーサロンでセットしてもらい、万端準備して10時半には文化センター前にスタッフと一緒に車で駆けつけ菊池さん一行と合流し、早めの食事を済ませ12時には実行委員会のスタッフが集合し、今日1日のコンサートのすべての運営について菊池隊長から事前にもらっていた管理計画のもと、再度詳しい確認が行われた。」

     午後2時にはアメリカ空軍の音楽隊の一行が大型バスに乗って到着。前日は高松での公演があったらしい。また音響機材一式を載せた大型トラックも楽屋側の入り口に停車して、機材の搬入、楽屋準備、ホールでの打ち合わせ等々・・初めてのことばかり。
     当日券の販売開始や事前の整列、雑踏整理班などいよいよ緊張感の高まる時間帯だ。ステージではリハーサルが続き、その様子で高まる期待を抑えれないほどスゴさを感じた。
      DSC_0664 (250x119) (リハーサル中)
     会場前には花束贈呈の子どもたちも到着、リハーサルも行い、いよいよ開場5分前。私はスタッフジャンバーからブレザーに着替え、本部来賓席前でお客様を待つ体制に。ほぼ満席になることはわかっていても本当にそうなるかどうかはフタを開けてみないとわからない。
     ほぼ6時に開場。おおぜいの人たちが入ってきたけど、皆さん慌てず冷静に席を確保、混乱もなくほぼ埋まり、予鈴の後は本部関係者席も空いているところは札を外して、ほぼ空き席のないようにした。

     前日までのチケット販売総数が580と600に迫る勢いだったので、また今日も問い合わせが多く関心の高さも日増しに上がっていく中で本当に充実感を持ってきたこのコンサート・・・私の人生にあっても記念すべきイベントになった。菊池氏のコンサート誘致について提案のあった時はあまり深く考えず、なんか出来そうな感覚で受けたものの、それから約3か月、あの文化センターの中を満杯に本当にできるのって。
     そのプレッシャーに押しつぶされそうになったこともあったけど、
    受けた限りは絶対成功させなきゃ、松前町の底力を見せなきゃって、自分を奮い立たせ私の周りの人たちにも頑張ってもらえるようにどんどん自信につながるような情報を発していった。そして新聞掲載や色んな店舗やジャズ喫茶などにチラシを置かしてもらって広報し続けることが後半、日が近づくにつれ効果を見せ始め事務所にも問い合わせ件数が増え始めた。

     そして本番のこの時間、まさに心臓もドキドキ。
    でもそぶりも見せず冷静にふるまうように努めた。何か所もある入り口から多くの人たちが入ってきて、あっという間に客席が埋まっていった。あ~何とか面目はたった。
     
    ついにその時間になり場内が暗くなったかと思うと会場後方から楽隊が色々な楽器を演奏しながら客席をぬって登場。観客は、思わずどこにいるのかとキョロキョロと辺りを探す。これも意表を突く演出で、会場全体が彼らの動きに釘付けになった。そして舞台へ導線がつながる。ピアノ、パーカッション、ギター、そしてトランペット、トロンボーン、アルトサックス、サックスなどなど金管楽器が並ぶまさにビッグバンド。
     勿論空軍のかっこいいミニタリールックの制服を身にまとい、
    演奏する彼らの迫力に会場は一気に集中。
                P1100195 (300x120) 
     私たちにも聞きなれたジャズのメロディーが流れると、
    会場の空気はさらにヒートアップ、立ち上がって踊りだす中高年のおじさんおばさんたち。でもこんな雰囲気を作り上げるビッグバンドの力はすごい。本当によかった。みんながこんなに楽しんでくれるなら、しんどかった3か月もい
    い思い出だ。私は改めて支えてくれた仲間や友人たちに「
    ありがとう」って言いたい。
     私が代表して感謝状をバンドから頂いたけど、
    これはあくまでみんなに頂いたものだ。だから事務所に飾っておこう。

     一部と二部の間に15分の休憩があったのだが、
    その時に帰ってしまう人が多かったらどうしようなんて思ったが、ほとんどその心配は当たらなかった。そして最後まで興奮に包まれたままでショーは続いた。
     クライマックスに達する前にセレモニータイムがあって、
    私へのバンドからの感謝状授与と子どもたちから4人のバンドメンバーに花束贈呈というパフォーマンスがあった。

     
    そして最後にジャズの王道スイングスイングを編曲して5つのスイングになったという曲で大盛り上がり。ブラストからこのバンドに来たトランペット奏者やバンドリーダーのサックス演奏も圧巻だった。
             P1100201 (250x154)
     そしてアリシアの美声で日本の歌『ハナミズキ』
    の熱唱も感動的だった。もう最後なのって思うくらいあっという間の2時間だった。惜しみながらアンコールの掛け声と拍手の中、舞台からまたマーチングバンドとして「聖者の行進」をやってくれた。緞帳が下りてくるステージに惜しみない拍手の嵐だった。
     あ~終わった。
    ほっとしたような淋しさのような達成感も含めて、どっと疲れが・・

     出口に集まって、お見送りを。
    帰っていくお客さんたちの顔は皆笑顔で、満足気だったので本当にこの企画やってよかったと実感した瞬間でもあった。
     小顔で端正な顔立ち、長い手足の団員達は皆イケメンぞろい、
    いっしょに写真を撮ったり、握手したりハグしたり、急にジャズファンが増えたのでは?!
     お客さんたちが帰った後はスタッフと団員とのコラボショ
    ットを。 
             received_1448260111915475 (200x150)
     そこから大急ぎで楽屋、ステージ各部屋のお掃除、
    片づけをして9時15分には隊員たちとお別れのセレモニー、拍手とハグで別れを惜しんだ。機材を積んだトラックもバイバイ。
     残りの時間ですべての片づけを終え、
    警備保障の方々にもねぎらいと終了書にサインを。

     9時40分には、打ち上げ会場の網元さんに。
    そこで夫と雑踏警備を頼んでいたO氏が飲んでるところに遭遇。やっと菊池氏やスタッフ10名に挨拶を。恥ずかしがり屋の夫は、一切このイベントには関わらなかったので。
     でも一番後ろの目立たないところで、
    最初から最後まで観ていてくれていたのは事実なので良しとしましょう・・・
     やっとここで、リラックスした気分でみんなワイワイと反省会。
    こうして感動的でドキドキの長くて短い1日は、終了した。

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