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旅の後半・・
2012/08/17(Fri)
 【11日】
 今日も朝から快晴。ここに来てから雨など見たことがない。まさに雲一つない青空だ。
 朝9時にはウンバルトの車に私たちの大きなトランクを詰め込んで、最寄りの駅まで送って下さった。
 途中で自分の行きつけのパン屋さんで私たちの昼食の分まで買って、「車内で食べるといいよ」と最後までサービス精神旺盛な彼だった。
 3日間という短い期間ではあったが充実したまたアットホームな歓迎ぶりに、国や言葉は違っても人として通じ合える温かさを持ったウンバルトさんはじめ、彼の仲間や取り巻く人々の輪の中に入って過ごしたことの意義深さは私の人生に大きな影響を与える貴重な経験となった。

 駅に到着後、日本での再会を期して別れた。
 これからローマに向かって長い列車の旅となる。
 ところが最初の乗り換え駅までの指定席の車列を間違えたために(しかもそのことに乗り込んでから気が付き)、通路にも人がいっぱいで前に進めず、やむなく次の駅まで立って移動し、ドア近くで待機し列車が止まるや否や4人が大きなトランクを引っ提げて駅のホームを全速力で走る光景は、今思い出しても吹き出しそう。
 やっと座れて約1時間ほどして乗り換え。
 今度は日本でいう新幹線のような超特急で、約3時間の移動だ。車内はよく冷房が効いて座席も広く、グリーン車使用の指定席を取ってくれていたので快適だった。
 ただ乗り降りの際のホームと車両との段差が結構きつくて、私のように足の短い者や足の不自由な人にとってはかなり意地悪なステップだったし、危険だと感じた。あまりバリアフリー的なイメージは、どこにいっても感じられなかったのも事実だ。よく言えば、イタリアらしい細かいことを気にしない自由奔放さから来ているのか・・。
 
 午後4時過ぎ、ローマターミナル駅に到着。ここはまさに大都会。しかも世界の観光地とあって多くの外国人の姿も見かける。 もちろん日本人もたくさんいる。私たちもその一つのグループだ。特にアジア系では、中国人・韓国人・インドネシア・ベトナム・タイの人などが多く、ツアーで来ている人が大半だ。必ず先頭にツアー名の書いたハンカチやバンダナを括り付けた棒のようなものを掲げているガイドが足早に歩いている。

 まだ太陽がサンサンと照る道中を、ホテルまで近いから歩くという息子の提案に少し抵抗があったが3人で私の荷物を分担してくれるというからついて行ったが、行けども行けどもたどり着かない。足も痛いし暑いし、何とかしてくれと叫びたい心境だった。ようやくグランドホテルという5つ星の豪華ホテルのちょうど道隔てて真正面にマーカサイトホテルというのがあって、それが私たちの予約していたホテルだった。
 こじんまりしたビジネスホテルのようで、各施設も整っていてちょうど良いクラスではと思った。それでも4ツ星クラスらしいので・・・さすが日本人ツアー客はいなくてほっとした。
 だって、せっかくローマに来て大阪弁や松山弁はないでしょう。
 考えたら今回の旅はずっと友人関係の安宿旅だったので、ここで初めてホテルらしいホテルに泊まった感だが、なんだかあのアットホーム感がなつかしい。

 夕方の食事までの時間があるので、タクシーでスペイン広場やトレビの泉など映画ローマの休日で有名になった場所へと足を延ばす。ただどこに行っても人、人、人だらけ。あの昨日までのイタリアの田舎町が妙に恋しい。
 まさに都会の喧騒の中、ブランド街を通るとここもまた人だらけ。特に中国人の団体が目につく。プラダやグッチなど大きな紙袋をいくつも抱えて買い物三昧ってかんじ。
 私はグッチの店舗内のイタリアのイケメンとの会話を楽しみ、ちょっと張り込んでスカーフを買ってしまった。レオナルド・デカプリオやグラント・ピット張りのハンサムボーイが、あちこちにいるんだからつい財布のひもが・・・う~ん現実を見よ。店の外では3人の日本人(わが家族)が待っている。

 そうこうしているうちに予約の時間となりレストランに向かうが、これもホテルから近いというのでタクシーに乗らずに歩いてみたもののわかりにくくて、結局20分ぐらいウロウロして、やっとたどり着いた。
 こざっぱりとしたシーフードレストランで、夫は楽しみにしていたスパゲティボンゴレを注文し、タコのカルパッチョやフレッシュサラダでちょっと胃に軽いメニューで済ませた。
 明日は1日ローマ市内観光で締めくくるため、今夜どのコースで観て回るかしっかり計画をたてなければ・・・でも疲れて寝てしまった。あ~あ。
 
 【12日】
 ローマ市内はとても1日では観て回れないほどの多くの遺跡や名所があり、よほどうまくポイントをおさえて回らないと時間のロスが発生するので、お金かかっても日本人ガイド付きのタクシー観光でもしようかと提案したら却下された。
 長男の見たいもの優先で、彼は美術品やローマ時代の建物、教会などでそれらを中心に観光し、そのあとコロッシアムへと向かった。ここには多くの観光客が押し寄せ長蛇の列を作っていた。ただガイドをつけると優先的に見れるというのでひとり25ユーロも払ったが、中には入れたものの英語のしかもかなりイタリア訛りのガイドでわかりにくかったので途中で出てきてしまった。
   協会内
     寺院前
            神殿前にて  
    スペイン広場にて
   寺院
  
   ローマ市内 

    ローマ市内1    
  でも写真も撮れたし、ここで行われていたことを聞くとあまり長居はしたくない気分になったのだ。
 紀元前の時代ではあるが、奴隷同志の殺し合いや猛獣と人間の戦いなどをこの競技場で観て楽しみ、身分の高い者たちや市民の娯楽になっていたというから現代では考えられないような人権意識の時代だったんだなとちょっと寒くなった。
         コロセイム 
    コロセイム内
       
 私はそれよりあのローマの休日で有名になった真実の口のある場所に行きたかったので、それを地図で調べてみたところ、そこからまだだいぶ歩かなければならなかった。でもせっかくここまで来たんだからと頑張って痛い足を引きずって歩きつづけつづけ、ようやくたどり着いた。がそこも1時間以上待つ長蛇の列。もうそれ以上の余力はなく、ここであきらめ見たことにして帰った。
 
 その後、次男の希望もあってちょっと若者向けのデザイナーズブランドの街へタクシーで行き、彼のお気に入りのリュックやシャツなどがあってご機嫌だった。
 私もそのあと買い物をしてお土産など買い残したものを買って、ホテルに戻った。
 今晩がこの旅行の最後の4人揃っての夕食となるため、ちょっとリッチで美味しい店を紹介してもらい、そこへ行った。やはりシーフード中心だが、今夜はロブスターも注文してワインも堪能し,本当に楽しいひと時をすごした。

 ロングトリップも最終エンドとなった。明日は長男とは空港でお別れ。彼はロンドンに戻り、二男とは成田でお別れ、またバラバラの家族形態となるが、これもまた次回の出会いにお互いの成長を感じることができるスタンスタイムと思ってポジティブにとらえよう。ホテルに戻ってからは荷物を整え明日の出発に備えた。

 ローマでは観光地が故にか多くの生活困窮者たちも集まってくるのだろう。街角や教会の入り口などに座りこんでコップを持って、お金を下さいと掲げている人たちを多く見た。どんな事情があるんだろうかとつい思ってしまうが、国の生活保護などの制度からも見放された人たちだろうか。イタリアの財政状況はかなり厳しいし、国債評価も低く第2のギリシャになりかねない情勢なんだろうが、あでやかなフェラーリやブランド品が並ぶ店の通りから一歩入れば、こんな場面も。まさに光と影の部分を見たような気がした。

 【13日】 
 朝8時15分ホテルを出て、タクシーで一路ローマ空港へ。
 出国手続きを済ませ、飛行機が違うので荷物を預けてからしばらくして長男とは別れた。
 また長いフライト時間に耐えなければならないが、旅の快い疲労感でもしかしたらよく眠れるかも・・・
 時差が8時間、フライト時間11時間。もちろんエコノミークラスだから前の座席との幅は狭く、特に窓側の私から3席向こうの通路まで、トイレに行こうと思うと至難のわざがいる。もうそこのけそこのけ状態だ。腰や足元にエアーマットを置いて何とか心地よくしたつもりだが、結局朝到着まで寝ることはできず居直って映画を3本、ゲームなどして時間を潰した。周りはもちろん日本人だらけだった。

 【14日】
 成田到着午前6時半、完全に頭が徹夜明けの状態。
 二男とは飛行場で別れ、私たち二人は羽田空港へと向かい9時50分発の便に1本早く切り替えて松山には12時前には到着。あ~我が家に戻ってきた。暑い~
 汗でぐっしょりなりながら、荷物の整理・洗濯、ラブちゃんのお迎え、夕食の買い物。
 あ~日常が戻ってきた。明日はお盆でお坊さんがお参りに来られるので寝坊はできないので、今日は疲れを取るため早く寝よう・・・でもなんだか頭が変。

 【15日】
 朝からお盆の行事を済ませ、お墓参りも済ませ、喜ぶラブちゃんをしり目に二人ともまとめて来た新聞や留め置きしてた郵便物などに目を通し、オリンピックの選手の話など観てないシーンなども回想しながら、なんとなくまだ時差ボケがとれない状態が続く。

 【16日】
 いよいよ事務所にも顔を出し、議会事務局にも午後からちょっと立ち寄る。
 ブログの書き上げに毎晩遅くなっているのもよくないので、明日で何とか終えよう。

 【17日】
 今日は昨日が3時過ぎだったのもあってか、朝10時まで寝てしまった。
 夫はとっくに会社に行ったみたい。事務所でデスクワーク1日続けて、来週から万全の体調に戻して活動始めよう。
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