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  • 行ってきました、オリンピック!
  •   「昨日イタリアより帰国しました。長いようで短い10日間の旅行でした。やっと時差ボケから解放され、この間のいろんな出来事や印象に残ったこと、かけがえのない思い出をダイジェスト版で書き上げて行きたいと思います。本当は逐次向こうからネットで連絡して行こうと思ってたけどそんな余裕もなく、こうなったらすべて帰ってから・・という気持ちで旅に集中しました。」

     【8月3日】
     5時半のフライトで松山発→伊丹、バスで関空へ。
     飛行機の遅れもあって結局8時半ごろ日航ホテルに入る。次男は既に東京から着いておりチェックインしていた。
     明日のフライトのために4人家族全員がここで集合した。ゆっくりとやすんで明日からの旅に備えた。

     【4日】
     
    ゆっくりとホテルでモーニングを食して、関空の売店で旅の便利グッズや電源切り替えプラグなど買い揃え、いよいよ荷物をを持って出国準備。デッキへと向かう。
     
     アリタリア航空で途中ローマ経由の12時間フライトだ。時差がロンドンまで7時間もあるし、日本13時に発って向こうには夜中11時半という強行軍だ。フライト中はなるべく起きておこうとして映画を3本観た。機内食は意外とまともで美味しかったが、さすがに到着2時間前の軽食はもう要らないって感じだった。

     到着後すぐにタクシーで息子(長男)の友人ティムさん宅へ向かう。
     彼の父がイギリス国教会の牧師で、その大きな教会の敷地内の離れが息子も下宿させてもらっているティムさんの住まいだ。
     私たちのロンドン滞在中、自分は彼女と旅に出て宿として開放してくれた。ヒースロー空港からここロンドンの中心街まで約40分ぐらいかかったので、着いて荷物を部屋に入れたらドッと疲れが出た。シャワーもそこそこにみんな爆睡だ。ただ気温はぐっと冷えて20℃を切っている感じだった。もう秋の装いか。

     ティムさんと私たちは3年前から来日の際にホームステイでお世話したり、2年前の訪英の際も交流した仲なので、今回もロンドン最後の夜には夕食を共にすることが予定されている。

     【5日】
     なんだか早朝から目が覚めてしまって、時差ボケでスッキリしない。気分転換に近くを散策がてら、朝食に息子お奨めの店を案内してもらった。 朝のすっかり秋模様のこの町は、みんな足早で忙しそう。でも今日は日曜日だから店の開くのは遅いとか・・。

     あ~ロンドンに来たんだ!! ついに、ついにオリンピックの夢の祭典、4年に一度のチャンスにかける選手たちの素晴らしいパフォーマンスを真近かで観ることができるのだ。こんな経験、もう2度とないだろう。一瞬、一瞬を大事に感じて帰ろう。
     マンデビル1 ウェンロック1
            マンデビル2 
     2年前と違ってオリンピックムードで、あちこちに紫に白で書かれたロゴが目に眩しい。朝食の店まで20分位歩いて、ようやくコンチネンタル様式のレストランにたどり着き、美味しくいただいた。

     ただ普段歩き慣れていない私は、彼ら(夫、息子二人)の足のスピードになかなか付いて行けず、1日目から我が足に不安を感じる始末だ。
     いったん家に戻り途中野菜などを売っている市場によって、いろいろ買物して滞在中の食事の足しにした。
           野菜市場にて
     今日は近くでマラソン女子のレースが観れるという情報を得て、その時間帯に出かけて行った。
     コースには観客用に両脇にガードボードが置かれ、コースマップはボランティア市民の皆さんから
    配られた。あちこちに日本の国旗を振って今か今かと待っている一団も何組か見かけ、多くの日本人が応援に来ているのだなと実感した。
     スタート時点からこの近くを通るのは1時間後位ということだったので、時間調整をしながら向かって歩いているとあいにくの雨がザーッと降ってきた。慌てて近くの店で傘を買ってスタンバイ。

     ワーッという歓声が聞こえ、先導車が見えそのあと選手たちが一団となって走ってきた。日本の選手はいなかった。そのあと一人、また二人と小さな集団が通り過ぎ、その中には日本選手もいたみたいだ。
     みんな髪もゼッケンもびしょぬれで息遣いも荒く、過酷なレースを想像させた。でも彼らはこのために4年間・・いやもっと前から苦しい練習をして国内レースを勝ち抜きこのレースに出場してるのだから、苦しいなんて言ってられないだろうが・・・
      マラソン女子
     
    見ている間、雨は止まず、ますます本降りの様相に。そのため気温は下がるうえにコースのあちこちに選手を悩ます急なカーブと濡れた石畳があるので、多分滑りやすくて後半はかなり足に来るだろうなと感じた。

     私自身も、この「歩き」でかなり足に来た。この近くにセントポール寺院があり、また私たちの滞在先もある。いったん家に戻り、濡れた洋服を着替え、夕方こちらで知り合った日本人のNさん[女性]と古い友人ロビン氏と食事の約束をしたので、地下鉄を乗り継ぎ日本食の店に行った。
     久しぶりの再会を喜び、又初対面の彼女ともすぐに意気投合して話が盛り上がり楽しいひと時を過ごせた。
     ・・・が、帰り着いた時には、足の疲れにウンザリだった。明日からも続くウォーキングに、ほとほと日頃の車に頼る生活に反省しつつ、もう諦めの境地。とことんくたばれ・・・

     【6日】
                     聖火
     今日は、一年前からゲットしてくれていたチケットで陸上競技の観戦をした。
       競技場
     オリンピックパーク内の開会式を行なった陸上競技場で、朝10時から12時50分までの間、いろいろな種目を見ることができた。
     男子円盤投げ予選、女子砲丸投げ予選、男子800メートル走予選、男子110メートルハードル走、最後に女子1500メートル走を時間をスライドさせながら投擲競技は同時並行にずっとやっていて、会場中央に大きなスクリーンが設置され各選手を大写しにして紹介し、いい記録が出ると大きな音響をバックに紹介して会場みんなで讃えるという感じで進んでいった。
     男子800M予選
     とにかく客席全体が「ワー」と声援を上げると、すごい歓声となる。規模の大きさに圧倒される。この迫力、臨場感は行って観ないとわかるものではないなと感じた。
     テレビ観戦だったら日本語で詳しく説明してくれて競技自体はよく分かるかもしれないが、この雰囲気は現場ならではのものがある。

     チケットは私と夫の分しかなかったので息子たちは中に入れず、お昼1時ごろ落ち合おうと約束した。・・が、いかんせ人は多いし、パークまでの行きのコースと帰りコースが違っていて一方通行だったので、約束した場所になかなか辿り着けず、結局携帯電話で連絡を取りながらやっと会えたのは2時近くになっていた。

     そこへ偶然、息子の友人マークさんと出会い、明日のサッカー「日本対メキシコ戦」のチケットが1枚手元にあるが行かないかとの誘いがあり、二男が無類のサッカー好きだったので彼に行かせることにした。以前からサッカーの聖地と言われるウエンブリー競技場に行って観たかった彼にとってすごい朗報だ。
     その後、せっかく来たのだから公式オリンピックグッズが販売されてるショッピングセンターに足を延ばした。ものすごい行列になっていたけど、息子に付き合ってもらって頑張って買い物頑張った。
     なぜか、その時だけは足の痛みは忘れていたみたい?

     夜は、長男が大学でお世話になってしかも半年間部屋を貸してもらっていたユダヤ人夫妻のフリードマンさんたちと食事をした。
     彼らの住まいまで地下鉄を乗り継ぎ、駅からさらに20分ほど坂道を歩きクタクタになってやっと到着。家の中はきれいにお花など飾って、リビングには簡単なチーズやハムの前菜的なプレートが準備されていた。軽く談笑して、庭の木になった青りんごを食べたり・・。(これはかなり酸っぱかった・・)
     午後7時半(でもまだ外は明るい)、予約した韓国料理の店へ。チジミやプレコギ、焼肉、ビビンバ、など久々においしく頂いた。その頃には禁酒宣言の夫も、自分で解禁みたい? ビールやワインを少々飲んでいた。楽しい時間は短いもので10時過ぎに、お別れした。
     
     日本から持って行ったお土産はかなり気に入ってくれたみたいで、良かった。
     その上、明日のウエイトリフティング観戦を息子と行ってくれる約束も成立したみたいだ。   
      韓国料理店にて
     そして私たちにも、サッカー「日本対メキシコ」のセミファイナルを観戦できるチケットが手に入るかも?・・・その連絡が明日入ることに。
     さあまた頑張ってだるい足を引きずりながら、家路を急いだ。

     そういえば、さっきの店にサムライブルーのユニフォームを着たなでしこジャパンの日本人サポーターが来ていて、ちょっと声をかけるとフランスに勝って祝杯を挙げてるとのこと。私たちに男子の応援を委ねると言われ、なんとしても明日行きたいなと燃えてきた。

     【7日】 
     今日はロンドン最後の滞在日。
     午前中は市内散策で、買い物や美術館見学などいろんな所を歩き回っていると、サッカー観戦チケットを受け取ることができるという連絡が入った(ラッキー!)。
     
     長男はウエイトリフティングを観に出かけ、私たちは夕方5時より始まる試合のため(多分ものすっごい人が集まるだろう会場に)、早目に行こうと地下鉄に乗ったが既に駅はそれらしき人々でかなりの混雑をしていた。そんな人だかりのため、最初降りる駅を間違えてしまった。
     ウエンブリーの会場にはメキシコ国旗を持って行く人たちを多く見かけ、わたしも「日の丸」の大きな国旗をもらっていたのでそれを持って応援ムードいっぱいで出かけたが、周りはほとんどメキシコって感じだった・・。
     会場へ行く道すがら公式グッズ販売もあったが、ちょっと買うだけでも大変な人だかり。
     お互いチケットを握りしめ、もしはぐれてもそのチケットの席で再会しようと言いながら、厳しいセイフティチェックを受けてやっとたどり着いた。
         ウエンブリー会場  
     勿論私たちの席と二男の席はかなり離れていたので、最終夕食の予約場所で落ち合おうと約束して入り口で別れた。
     ま! なんと大きなスタジアムでしょう・・・満席9万人収容できるという会場は、そう松前町の人口の3倍の人が来て観れるんだから、その規模はとても口で表現できるものではない。
     この日はほぼ満席の8万2千人という数字が大きなスクリーンに表示されていた。

     試合開始前の30分間は、緑のキレイな芝生整備とビブスを着た選手たちがボールパスなどをしており、会場は続々と人で埋まってくる。そして、サポーターたちの応援合戦が始まっている。
     会場のあちこちからウェーブが起こってくる。すごい歓声と共に。圧倒的にメキシコ国旗が多い会場で、私も負けずに国旗を掲げ「頑張れー」と声をあげた。夫はもともと恥ずかしがり屋なのか、シラーとしてじっと会場を見つめている。こんな時まで恰好つけなくていいのに。するとすぐ横にものすごい声でワーワー応援している家族が座っていて、しかも日本人。私もその迫力に引いちゃうくらい激しい応援だった。(こらー何やってんだ。もっと走れ。来るぞ来るぞ。気を付けろ。そうや、行け―、行けー、永井、いいよ、いいよ、大津行ったらんかえー、吉田守れよ、そりゃぶちかませ・・・)
      日本選手
     この調子で試合前からガンガン。勿論試合中はボルテージがさらに上がって、旦那の声はガラガラ声、嫁さんだろう人は悲鳴に近い声で、叫び続ける。いや^これには、私も少し引き気味かな・・ ><

     夫は時々迷惑そうな顔をして・・(静かに見れんのかと)・・睨みつけていた。でもその燃える気持ちは理解できるので、私的には複雑!
     とはいえ、前半日本がゴールを決めた時は思わず立ち上がって喜んだ。でも前半の終わりの方でメキシコが同点ゴールを決めた時には会場全体がものすごい歓声で、日本は完全アウェイで戦っているんだなと確信した。
         会場風景
     後半、じわじわとその実力を見せつけながら、日本選手の疲れが出てきた頃また1点勝ち越しゴールを決められた。焦る日本は攻め続けても上手にかわされ時間が無くなってきて、益々余裕の出てきたメキシコはそのあとロスタイムにも1点追加して、その強さを見せつけた。
     私たち二人は後半終了と同時に、ロスタイムの時には席を立ち人が多く出口に押し寄せる一足先に出た。同点にもできないような感じがしたのでネ・・・

     それでも会場の外も人が結構多くて、地下鉄の駅まで列をなしていた。臨時便まで出してピストン運転をしながら人を履かしていたが、それでも3回ぐらい列車を見過ごした。
     
     そんな中でも8時約束の日本料理店に行くのには、わりとスムーズに行けた。時間より早く着いて、向こうで待つというぐらい余裕があった。
     今夜はロンドン最後の夜になるが、ティムさんとその彼女のイザベラさんと私たち家族6人で、お寿司やうどんすき、日本酒などで歓待した。次男はマークさんと別れるまで結構長く会場にいて余韻を楽しんでいたみたいで、30分以上遅れてきた。

     本当に楽しいオリンピックが堪能できた3日間をお膳立てしてくれたティムさんと長男に感謝して、名残惜しいロンドンの夜は更けて行った。また日本での再会を誓って、別れた。
     明日からはロンドンを離れ、イタリアへと向かう。

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