歴史探訪2日目
2012/05/10 22:29
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Category:日記
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【Edit】
「研修2日目。今日は難所のある安土城跡めぐりにトライ。午前中いっぱいかけて現地ガイドさんに案内され、戦国武将とその頂点を極めた男たちの足跡をめぐってしばしタイムリターン。ただ険しい山坂に私を含めてこの足腰耐えうるだろうか…かなり不安だ」
★ 午前7時半、ホテル出発。
一路「安土城」のある近江八幡市に向かう。車内では昨夜のカラオケ模様を短歌に載せて、二次会に行かなかった人たちのために面白おかしく紹介したり、ワイワイと約1時間のドライブを終え山門前の駐車場に入る。
9時開門なのでガイドさんの紹介やこれからの山道歩行についての注意や見どころなど、前段レクチュアーを受ける。
受付でパンフをもらい、目の前に二百段はあろうかという急な石段がかなり高い所まで直線的に繋がっているのを確認。上り口で杖を借りて、一歩一歩上がっていく。
メンバーの中で一番若い(おそらく)私でも、上まで登りきるまでに2~3回息切れして「よっこらしょっ!」て感じだから高齢の皆さんにはキツイものだろう。
ガイドさんが途中の秀吉邸跡、前田利家邸跡、家康邸跡などで、石段の横脇にみんなを集めて説明してくれるのでその時が暫しの休憩という感じだった。
石畳や石段を上る度に「ここで終わりか」と思ったらまだその上に天主跡があり、やっとこさ海抜百メートル地点まで登り切った。
今は礎石が1.2メートルおきに整然と並んでいるだけだが、この部分は天主の地階の部分にあたりその上にさらに大きな天主がそびえ五層七階のヨーロッパでも当時ないぐらいの壮大なお城が建っていたわけだ。
内部は信長公の御用絵師(狩野永徳)の豪壮な障壁画や装飾を配し、権力と富の集中を天下に示していたようだ。
特に天主5階はその最たるもので、金箔の壁と釈迦説法図の襖絵に囲まれた黄金の間はその復元したものを1992年のセビリア万博で展示し多くの人々の注目を集めたようだ。この後に予定している「信長の館(資料館)」で見ることになる。
一通り見学し終わった後に待っているものは・・・? そう! 下山・・・上がってきた道を下りる。この下りの方が、急坂になっている分恐ろしい・・。
杖でしっかり支えながら安全な場所を選んでゆっくりと進んでいくのだが、やはりお年寄りが多いし団体だから時間もかかる。
ガイドさんは少しでも多く説明したいもんだから、さらに城内のお寺・総見寺の方に誘導してそこで三重塔も見せてくれ、この寺が現在この土地の管理をしている話も聞いた。
やっと安土城跡付近でのお話が終わり次の資料館に向けて進みだした時に、思わぬハプニングが起こった。
心配していた石段下りで、足を踏み外した高齢の男性・・・。近くの方が助け起こしたが眉間を切って怪我をされ、急きょ大事を取って救急車を呼び対処した。意識はしっかりされており、軽傷で済んだ。
男性が病院に搬送され手当を受けてる間に、私たちは先ほどのガイドさんと共に「資料館」に移動した。
中で信長にまつわる歴史上の秘話を聞きながら、そこに関わった人物の人形や資料を見ながら短命な人生でも必死に生き抜いた生き様に感動しつつ館を後にした。
そのあと無事病院から戻って来たお二人(怪我した方と付き添って下さった方)と共に、昼食会場に向かう。
午後3時過ぎ、「石山寺」に到着。 駐車場から境内まで満開のつつじが出迎えてくれて、新緑の季節ならではの風情を見せてくれた。
そこも中の方に入っていくとまた石段が結構あり、かなり足腰にはハードな1日となった。
階段を登りきると眼下に琵琶湖やや大津市の街並みが広がり、そこにある月見台から古人が満月を楽しみ、近江八景のひとつ「石山の秋月」として有名になったらしい。
さらに奥へ進むと、紫式部が構想を練るためよく訪ねたといわれるお堂があり観光客を集めている。
★盛りだくさんの今回の研修も、ここでほぼ終了。
これからは唯ひたすら松前に向かって帰るだけ・・・。淡路インターから鳴門大橋を渡って、四国に帰ってきたころには薄暗く夕日が沈みかけていた。
さすがに帰りの車内は皆さんお疲れモードなのか静かで眠っている人たちも多く、運転手さんには申し訳なく思いつつ、安全運転で私たちを送り届けてねと心でお願いしつつ・・私もウトウトしていた。途中何か所かトイレ休憩もあったが、7時半ごろサービスエリアで軽く夕食(うどんなど)を食べて、一路松前まで。
午後8時40分、ようやく庁舎南駐車場に到着。
皆さんとお別れの挨拶をして、裕子さんともバイバイして9時前帰宅。
いや~疲れました。でもいい旅でした。いろいろなハプニングもあったけど、思い出深い研修旅行となりました。
これをまた会報に載せるためまとめなきゃならないのが、一苦労です・・。でも頑張ろう。
★ 午前7時半、ホテル出発。
一路「安土城」のある近江八幡市に向かう。車内では昨夜のカラオケ模様を短歌に載せて、二次会に行かなかった人たちのために面白おかしく紹介したり、ワイワイと約1時間のドライブを終え山門前の駐車場に入る。
9時開門なのでガイドさんの紹介やこれからの山道歩行についての注意や見どころなど、前段レクチュアーを受ける。

受付でパンフをもらい、目の前に二百段はあろうかという急な石段がかなり高い所まで直線的に繋がっているのを確認。上り口で杖を借りて、一歩一歩上がっていく。
メンバーの中で一番若い(おそらく)私でも、上まで登りきるまでに2~3回息切れして「よっこらしょっ!」て感じだから高齢の皆さんにはキツイものだろう。
ガイドさんが途中の秀吉邸跡、前田利家邸跡、家康邸跡などで、石段の横脇にみんなを集めて説明してくれるのでその時が暫しの休憩という感じだった。

石畳や石段を上る度に「ここで終わりか」と思ったらまだその上に天主跡があり、やっとこさ海抜百メートル地点まで登り切った。


今は礎石が1.2メートルおきに整然と並んでいるだけだが、この部分は天主の地階の部分にあたりその上にさらに大きな天主がそびえ五層七階のヨーロッパでも当時ないぐらいの壮大なお城が建っていたわけだ。
内部は信長公の御用絵師(狩野永徳)の豪壮な障壁画や装飾を配し、権力と富の集中を天下に示していたようだ。
特に天主5階はその最たるもので、金箔の壁と釈迦説法図の襖絵に囲まれた黄金の間はその復元したものを1992年のセビリア万博で展示し多くの人々の注目を集めたようだ。この後に予定している「信長の館(資料館)」で見ることになる。
一通り見学し終わった後に待っているものは・・・? そう! 下山・・・上がってきた道を下りる。この下りの方が、急坂になっている分恐ろしい・・。
杖でしっかり支えながら安全な場所を選んでゆっくりと進んでいくのだが、やはりお年寄りが多いし団体だから時間もかかる。
ガイドさんは少しでも多く説明したいもんだから、さらに城内のお寺・総見寺の方に誘導してそこで三重塔も見せてくれ、この寺が現在この土地の管理をしている話も聞いた。
やっと安土城跡付近でのお話が終わり次の資料館に向けて進みだした時に、思わぬハプニングが起こった。
心配していた石段下りで、足を踏み外した高齢の男性・・・。近くの方が助け起こしたが眉間を切って怪我をされ、急きょ大事を取って救急車を呼び対処した。意識はしっかりされており、軽傷で済んだ。
男性が病院に搬送され手当を受けてる間に、私たちは先ほどのガイドさんと共に「資料館」に移動した。

中で信長にまつわる歴史上の秘話を聞きながら、そこに関わった人物の人形や資料を見ながら短命な人生でも必死に生き抜いた生き様に感動しつつ館を後にした。
そのあと無事病院から戻って来たお二人(怪我した方と付き添って下さった方)と共に、昼食会場に向かう。
午後3時過ぎ、「石山寺」に到着。 駐車場から境内まで満開のつつじが出迎えてくれて、新緑の季節ならではの風情を見せてくれた。

そこも中の方に入っていくとまた石段が結構あり、かなり足腰にはハードな1日となった。
階段を登りきると眼下に琵琶湖やや大津市の街並みが広がり、そこにある月見台から古人が満月を楽しみ、近江八景のひとつ「石山の秋月」として有名になったらしい。
さらに奥へ進むと、紫式部が構想を練るためよく訪ねたといわれるお堂があり観光客を集めている。


★盛りだくさんの今回の研修も、ここでほぼ終了。
これからは唯ひたすら松前に向かって帰るだけ・・・。淡路インターから鳴門大橋を渡って、四国に帰ってきたころには薄暗く夕日が沈みかけていた。
さすがに帰りの車内は皆さんお疲れモードなのか静かで眠っている人たちも多く、運転手さんには申し訳なく思いつつ、安全運転で私たちを送り届けてねと心でお願いしつつ・・私もウトウトしていた。途中何か所かトイレ休憩もあったが、7時半ごろサービスエリアで軽く夕食(うどんなど)を食べて、一路松前まで。
午後8時40分、ようやく庁舎南駐車場に到着。
皆さんとお別れの挨拶をして、裕子さんともバイバイして9時前帰宅。
いや~疲れました。でもいい旅でした。いろいろなハプニングもあったけど、思い出深い研修旅行となりました。
これをまた会報に載せるためまとめなきゃならないのが、一苦労です・・。でも頑張ろう。
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■藤岡みどり
夫と二人の息子の協力を得ながら活動を続けております。もちろん「主婦業」も頑張ってます!
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